5周年に寄せて

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少年忍者結成5周年おめでとう!

私が少年忍者を知ってからまだ1年も経っていないのが信じられないくらい、たくさんの出会いがあって、思い出が増えました。

今日は私が初めて「21人の少年忍者」を願った日の話をしようかな。

私はジャニオタをやったことが無かったのに突然少年忍者にハマったまあまあ珍しいオタクなので、一般的なジャニオタほど大人数グループに対する違和感や拒否感は無かった。

むしろ元々いた界隈(女性アイドルとか舞台とか)でも群舞が好きなので、忍者のパフォーマンスは初めから好ましい光景として受け入れていた。

ただ、「なんでジャニーズなのに21人もいるんだろう」と不思議には思っていた。

「大人数アイドルグループ」で発揮される商業的メリットが、ジャニーズ事務所では適用されない。

商業的メリットとは、即ち「接触」

48グループや韓国アイドルではお馴染みの、握手会やオンライントークのことだ。

ここからちょっとお金の話します(資本主義の奴隷だからすぐお金の話する)

ジャニーズ事務所が過去にこれらを一切やらなかったというわけではないものの、他の芸能事務所がCDを発売するたびに開催するのとは違い、ごく稀なイベントとして位置づけられている。

48グループに特に顕著だが、こうした手法はメンバーの数が増えるほどオタクの数も増えて、CDの売り上げは上がっていく。

たとえ「不人気メン」だとしても、CDを1000枚買ってくれるお金持ちのファンが1人つけばそれだけで売り上げが1000枚分増える。極端な例だが、数字だけ見れば「CDを1枚買ってくれるファンが1000人いる人気メン」と同じ経済効果をもたらすのだ(1000人に愛されるほどの人気メンにガチ勢がつかないのはありえないので机上の空論にはなるが)。

しかしジャニーズ事務所では基本的にこういった売り方をしていないし、そもそもジュニアはCDを発売しない。

だとすれば大人数のグループを1つ作るより、3つか4つの少人数のグループに分けた方がスケジュール調整などのマネジメントの負担を減らせそうだし、彼らにとってもソロパートやカメラ割といった個々の見せ場が増えるんじゃないのかなと思っていた。

今でも理論としては同じことを思っている。

けれども、あの日私は「そんなこと知ったこっちゃねえよ、今の少年忍者で、この21人でいてくれよ」と願ってしまった。

2022年11月11日放送の少クラ。

お手紙企画に皇輝くんとくぼれんが登場した。ちびジュの中でも特に有名だったふたりの「声変わり」にまつわるエピソードに涙がこぼれた。

皇輝くんにしてみれば、当時は入ったばかりの坊主頭がまさか同じグループになるなんて思ってもなかっただろうな。

お手紙企画の後は、少年忍者のパフォーマンス。

曲は関ジャニ∞『今』

きらきらして、エネルギッシュで、胴上げまでしちゃって、空間めいっぱい使った、忍者にしかできないパフォーマンス。さらには歌詞と彼らがリンクして、引っ込んだはずの涙が溢れて止まらなかった。

年齢も経歴もバラバラな21人がこうして「今」揃って未来を創る最中で、それを見せてもらってるんだ。

別に21人が嫌だったわけではないけれど、その時初めて心から「21人でいてほしい」と思った。

冬は兄組と弟組に別れていたから、スプパラで初めて21人揃ったところを見て、それだけで泣けた。

大人数のデメリットはほかでもない彼らがいちばん痛感してきただろうに、スプパラでは今の21人の少年忍者にこだわっているのが伝わってきて、弱みを武器に変えちゃうような逞しい子たちだなって、それもまた泣けた。

人数が多いせいで、他のグループにはあって忍者に無いものは正直たくさんある。だけど、少年忍者にしかない良さもたくさんある。私はそれが好きで、今こうしてオタクをやっている。

少年忍者が今の形じゃなかったら、たぶんここまで好きになっていなかった。ジャニーズに興味がなかったから魅力に気付くのが遅れちゃったけど、私が出会うまで21人が少年忍者でい続けてくれたことは幸運だと思っている。

これから先どうなるかわからないけれど、来年もまた6周年をお祝いできますように。

少年忍者、大好きだよ~!

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この記事を書いた人

2022年秋に突然少年忍者にハマった新規オタクです。現場の感想や日記を書いています。

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